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胡蝶蘭の管理方法

HOW TO

ギフト鉢を長く楽しむために

水管理

株の健康を保つには、ギフト用ラッピングは水管理が難しく、蒸れてカビや根腐れの原因となり出来れば取り外して受け皿に水を溜めないようにして下さい。
夏期は7日前後でコップ1杯。冬期(夜温がある場合には夏期に近い)は10日前後でコップ半分を目安にそれぞれの株元にあげて、鉢底から十分に水切りして鑑賞して下さい。

置き場所

まず、冬期の無暖房の場所、夏期の高温な場所は厳禁です。
極端な時は1日で花や、株を痛めてしまいます。
寒さ、暑さに弱い植物(18~25度が適温)ですから、早朝以外の直射日光は避け、窓際は温度差が激しく好ましくはありません。
鑑賞的にも花が明るい方に向く為に花並びが乱れます。
通気性の良いカーテン越し程度の明るい壁際は良いでしょう。
また、エアコン等の風は直接当てないようにしましう。

花が終わりかけたら

・胡蝶蘭を栽培することが楽しみな方は、花径(ステム)を根元から消毒したハサミ等でカットし、出来れば寄せ鉢から株を抜き出して、一ポットごとの管理をして下さい。以下、栽培管理で。

・栽培に自信のない方は、2度咲きをお試しください。

・寄せ鉢のままで、1本の花径の節を株元から数えて3節目程度で上に1~2cm花径を残して上部をカットしてください。

・株元からの花芽を出すには、自然下では18度以下の秋以降で出て3~4カ月程かかりますが、株が健康であれば数か月で数輪の花が咲きます。
但し、株自体は弱る事になります。

・リン酸が多めの液肥を2~3000倍液に薄め、潅水として与えても良いでしょう。

栽培管理

簡単な栽培管理としては、環境作りが大切です。
花のない時期は、日光、肥料、温度が必要となります。
出来れば湿度があれば理想ですが、一般住宅は困難で、株周辺に霧吹きで対応してください。

・開花目的の栽培温度
朝夕は22度、昼間25~30度、夜間は18度が理想。
(本格的な株の栽培温度は、1年中30度前後で難しいです。)

・日光
早朝は直射でも大丈夫。日中はカーテン越し程度。夏期の夕方は遮光が必要です。

・肥料
市販のハイポネックス、マグアンプ等の洋ラン用の肥料を小さじの先程度を株元に置いてください。肥料は潅水時に溶け、数か月もちます。濃い肥料は根が傷みますので、薄めが安全です。

・水やり
単株の時の水やりは、寄せ植え鉢より2日ほど早めに与えます。
もちろん、夏期、冬期、ミズゴケ植え、バーク植えの株によっても違います。
夏季は5日前後、冬季は7~10日前後で天気の良い午前中に与えます。
ミズゴケ植えは、乾燥し難いので表面が乾いてから、ポットに一旦溜まる程度を与えます。
バーク植えは、流れやすく乾き易いので多めに与えます。

・湿度
湿度の高い夏期の雨降り時は、過度の湿度に気を付けて、冷房で対応して下さい。
冬期は乾期で、暖房もあり胡蝶蘭には良くはありません。
加湿器などで、胡蝶蘭の周辺の湿度を上げてください。

まとめ

胡蝶蘭は、温度、湿度、日光、肥料などは、人間の子供と同じと考えて下さい。
寒い部屋、夏の車中、蒸し暑い、乾燥したところに長くは居させないでしょうし、熱中症を心配される日差しも気を使います。
食事では、栄養も考え、与え過ぎは良くありませんし。過保護も良くありません。
胡蝶蘭の栽培は、本当に子育てに似ています。そう考えると、自然に管理できると思います。

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